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シラカワ製品の開発・デザインを担当している六厩富根は元々指物師でしたが、シラカワ入社後は指物では出来ないことをやりたいと、あえて直線的なデザインを避け、曲面曲線主体のデザインに取り組んでいました。
指物とは箪笥や棚物、文庫、箱物など、板や棒、角木の仕口、継手を組み合わせ、差し合わせなどの技術で創られる地味な仕事ですが、その技を現代に残す意味もこめて、指物の技術を生かしたデザインができないかと提案したのです。
「和魂」「和蘇」が一戸建てでも大きなLDルームあるような特殊なニーズに向けた商品だったのに対し、マンションライフなどを意識したコンパクトで薄型のボードや軽量な椅子であることも意識ました。 ファブリックの模様は歌舞伎の流れから出た市松模様を現代風に構成しました。
出来上がってみると、和魂から続く面と線へのこだわりはしっかりと受け継がれていましたが、これまでにないシャープでスッキリしたデザインで、「素技(そぎ)」と名付けられました。
シラカワの和風モダンシリーズには必ず照明が加わります。これは間接照明としての明かりへのこだわりで、指物の技術が無ければ実現できなかったアイテムです。ダイニング、リビングという切り離されたアイテムではなく、明かりまでも含めた空間の提案がシラカワのデザインです。 |
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