Chairman's Message
会長メッセージ
飛騨の匠の魂が生んだ和風モダン。
Shirakawaは昭和35年8月株式会社白川製材所として製材業を開始し、昭和46年1月に家具製造業に業種変換しました。
高度成長期を経て昭和50年代に入ると「量より質」が求められ、作れば売れる時代から消費者が商品を見極め選択する時代へと変わっていきます。家具にもさらなる品質の向上と、機能・デザイン性が求められるようになり、飛騨の家具メーカー各社は新しい生活空間の提案に積極に取り組みました。
そんな中、飛騨木工連合会が念願の法人認可を受けるとともに、飛騨の家具の品質を全国に向けてアピールする飛騨家具新作展を東京で開催しました。それまでは数社しか知られていなかった飛騨の家具メーカーはこれにより全国へと展開していき、「飛騨の家具」「脚物家具の一大産地」を印象づけます。
シラカワもダイニングに「和」の感性を取り入れたオリジナル商品の製造販売をスタート、この頃開発された「ロートレック」などのシリーズは、発売から20数年経た今も人気を保ち続けるロングセラーモデルになりました。
創業以来変わらぬ製品コンセプトである「日本のモダン」は、単に欧州の模倣的なモダンデザインではなく、千数百年に及ぶ日本の歴史文化のなかで育まれてきた「和風」という優れた文化を踏まえた独自のデザインを意味します。
微妙な曲面曲線美、複雑なラインと質感の表現は当然工程も多くなり、量産化には大変な努力と試行錯誤が続けられました。
しかし現代の「匠」であるシラカワの社員達は「不可能」だとか「無理だろう」と言われる事をやってみないと気が済まないひねくれもの集団。治具の開発によって切削や組立を容易にし、他社には真似できないような複雑な曲面曲線をもつ家具の量産化に成功しました。
平成6年には曲面曲線美の集大成となる「ルノアール」が発売され、シラカワデザインの第二世代、「和魂」をはじめとする和風モダンへと移行していきます。
これからは「与えられる物を買う」から「欲しいものを注文して買う」ようになっていくでしょう。最終的にはお客様のご要望通り何でも作る事が出来る一品生産工房のような形態も考えられます。
しかし、お客様の声を聞いてそのまま作るのではなく、作り手の強い意志は曲げないことも必要だと思います。
シラカワでは今後も品質を最優先に考えて、しっかりした物を求めている人たちへの商品を作り続け、飛騨の技術と匠の魂を全国に発信していきたいと思います。
Profile
プロフィール
白川 勝規
株式会社シラカワ 代表取締役会長
1960年(昭和35年)生まれ
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